Sakiのプログラミング学習ブログ

プログラミングについて学んだことや、学習の振返りを書いています。

Rails Girls Gathering Japan に参加した感想

はじめに

 この記事は、Rails Girls Japan Advent Calendar 2020の16日目の記事です。

 はじめまして。プログラマーを目指して、フィヨルドブートキャンプというプログラミングスクールで学習中のSakiと申します。
12/12(日)に開催された、Rails Girls Gathering Japanとというオンラインイベントに参加させていただきました。

Rails Girls とは

 Rails Girlsは、プログラミングを初めて学ぶ女性のサポートをしていらっしゃるコミュニティです。 詳しくはこちらのHPに載っています。

Rails Girls - Japanese

今回は初のオンラインイベントで、キーノートと一般公募によるLTが行われました。

LTの感想

 どの発表も素敵で本当に感動しました。 この感動が冷めないうちに記録しなくては!と思い、感想を書かせていただきました。

『As you Like It』emorimaさん

 なぜRailsGirlsをはじめとしたコミュニティ活動に力を入れていらっしゃるのか、お話してくださいました。 新しく一歩踏み出す人の不安に寄り添い、背中を押すお姿に感動しました。

また、「強さを追求するのではなく、自分らしくいられることが大事」というお言葉が心に響きました。 私自身、結婚や育児などのライフステージを迎えるまでに、早くキャリアを確立しておかなくては、という焦りがあったので、肩の荷がスッと下りた気持ちになりました。

『RailsGirlsに参加した13歳の少女のその後』三橋優希さん

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 RailsGirlsに参加されたことをきっかけに、RubyKaigiに参加されたり、技術同人誌を執筆されていたりと、行動力の高さに驚きました。
私の今年の学習を振り返ると、アウトプットすることに重きをおけていなかったので、来年は三橋さんのようにたくさんアウトプット・行動できるようにがんばりたい!と思いました。 また、心から楽しんでいる気持ちが伝わってきて、私も「プログラミングがとても楽しいから、仕事にしたい」という気持ちがあって学習しているので、とても励みになりました。

『デザイナがエンジニアの知識を持つこと』寺嶋章子さん

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 プログラマーとして就職したら、デザイナーの方とおそらく同じチームで働くことになるため、デザイナーさんの仕事内容や、「デザイナーがエンジニアの知識を持つとこういった面で役に立ったよ」というお話はとても勉強になりました。自分の仕事内容の領域だけを勉強するのではなく、他の領域を学ぶことも大切だということを学ばせていただきました。
また、発表を通して、仕事は一人でできるものではなく、様々な職種の方々が協力しあってできるものだということを忘れてはいけない、と思いました。

『RailsGirlsが私にくれたもの』harukusさん

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 「お金を払ってるだけではコミュニティに参加してるとはいえない」というお言葉が心に刺さりました。
私は、今年もっとコミュニティに積極的に参加すればよかった、という後悔があります。秋頃から、分からないことを質問したり、輪読会を始めたりするなど、コミュニティに参加し始めて、「勇気を出して一歩踏み出すと、みんな暖かく迎えてくださるし、一人ではできない濃い学びができるし、何よりも楽しい!」と感じ、行動したからこそ素敵な景色が見られることに気づけました。来年はもっとコミュニティに積極的に参加したいと思っているので、harukusさんがLTに挑戦されてる姿を見て、私もがんばろう!と勇気をいただきました。

『これ好き!から始める世界』べこさん

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 なにか新しいことを始めた時に、「お休みしても長期的に見たら続けているのと同じ、再開できれば続けているのと同じ」というお言葉が嬉しかったです。 私はフィヨルドに入会してから、ちょうど一年経つのですが、同じ時期に入会された方が卒業されていって、とても嬉しい反面、自分はまだ卒業まで遠いな、と落ち込むことがありました。
そういう時は、毎日少しずつでも勉強できていること、プログラミング学習をずっと変わらず楽しめていることに自信を持つように意識していたので、べこさんのお言葉が嬉しかったです。

 また、続けるコツは、「他人の言葉に振り回されないこと」と仰っていました。私もプログラミング学習を始めたばかりの頃、「プログラミングの何が楽しいの?」「プログラマーになんでなりたいの?」と聞かれてうまく答えられず、落ち込んだことがありました。
しかし、そういった言葉に振り回されて学習をやめることなく、「楽しい」という自分の気持ちに正直に学習を続ける中で、「こういうものが作れるようになりたい」「プログラミングでこういう問題を解決したい」「こんなプログラマーになりたい」といった考えが徐々に明確になりました。「新しいことを始める前から立派な理由・目標が無くてもいいんだ。」、と感じたので、他人の言葉は気にしなくていいというお話にとても共感しました。

Rails Girls Effect 2012~』attsumiさん

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attsumiさんは、今年のRubyKaigiのデザインをなさった方です。

rubykaigi.org

rubykaigi.org

サイトがリリースされた時に、「とても可愛くて、素敵なデザイン!!」と思っていたので、まさかデザインをなさった方の発表をお聞きできると思っていませんでした。
attsumiさんは、デザイナーとして仕事をやっていけるかどうか悩んでいらしたところ、RailsGirlsに後押しされ、デザイナーになられたそうです。 私も、フィヨルドブートキャンプというコミュニティと出会っていなかったら、プログラミング学習を続けられていないと思うので、改めてRubyコミュニティって素敵だな、と思いました。

『エンジニア採用担当のRubyとの関わり方』福場麻美さん

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 自分の力でコードを書く中で分かったことの一つとして、「優秀なエンジニアと一緒に働けるという福利厚生を体感した」というお話が印象的でした。この福利厚生を得るために学習を頑張っているという面もあるので、とても励みになりました。

ご自分の職種の枠に囚われずプログラミングに挑戦していらっしゃり、楽しんでいる姿が伝わってきました。私は今はプログラマーを目指して学習中ですが、お話を聞いていて、自分の仕事領域に囚われずに関心を広げるようにしよう、と思いました。

『その後、ずっと幸せですという話』金子慶子さん

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 「プログラマーに転職したいけれど、口に出して否定されてしまったらどうしよう」というお気持ちに共感しました。 私もプログラマーを目指すことを、家族や知人に伝えるのに勇気が要りました。幸いにも伝えた人達はみんな「やりたいことが見つかってよかったね」と応援してくれましたが、肯定してくれたり応援してくれたりする人が周りに誰にもいなかったら、挑戦する前に諦めていたかもしれません
なので、否定されるのは怖いけれど、勇気を出して伝えたら、応援してくれた!ということの嬉しさにとても共感しました。

『エンジニアが答えたくなる質問とは?』大倉雅史さん

speakerdeck.com

 質問で知りたいことはHowなので、5W1HのH以外を埋めれば自ずと分かりやすい質問になる、と教えてくださいました。 相手にとって分かりやすい質問をすることも学習中の身なので、次に質問するときはこの方法を実践しようと思います。
また、どのような職種・仕事でも相手にとって分かりやすい質問をすることは大事だと思うので、今の仕事でも5Wを埋めることを意識しようと思いました。

キーノート Akira Matsudaさん

キーボードを自作することを皮切りに、「自分に合ったものが無いなら、自分で作ろう・改善しよう」というお話をしてくださいました。

自分に合ったものがないから諦めるのではなく、自分で作ろう!改善していこう!という考え方がとても素敵だと思いました。 私もなにか問題に直面したときは、自分ができることないか?と考える癖をつけよう、と思いました。

さいごに

 みなさんの発表をお聞きして、私ももっと色んなことにチャレンジしたいと励みになりました! 運営の皆様、発表者の皆様、すてきなイベントをありがとうございました。