PostgreSQLをmacOSにインストールし、起動・停止と新しくスーパーユーザーを追加してログイン設定までの手順をまとめた。
設定環境
- macOS Catalina バージョン10.15.7
- PostgreSQL 13.0
インストール
HomebrewというmacOSのパッケージ管理システムを使ってインストール。
$ brew install postgresql
インストールできたか確認。
$ brew list # brewでインストールした一覧を確認できる #=>postgresql があれば成功
起動・停止
インストールはできたが、このままではPostgreSQLを操作できないので、自動起動の設定にすることで使えるようにする。 自動起動とは、macOS を再起動した際にも PostgreSQL が自動で起動し、常に使える設定のこと。
$ brew services start postgresql
PostgreSQLを停止。
$ brew services stop postgresql
自動起動しているか停止しているかの、状態を確認。
$ brew services list # => postgresql started # 起動している # => postgresql stopped # 停止している
ログインし、新しくスーパーユーザーを作成
自動起動にしたら、ログインする。
インストールをした時に、macOSのユーザーが自動的にpostgreSQLのスーパーユーザーとして設定されているため、
初めてログインする際は、macOS のログインユーザーでログインする。
$ psql -U <macOSのユーザー名> postgres
このmacOSのユーザーとは別に、スーパーユーザーの権限を与えた操作用のユーザーを作る必要がある。
create user <ユーザー名> with SUPERUSER; # with SUPERUSER=スーパーユーザー権限を与える
※ なぜ新しくスーパーユーザーを追加する必要があるかは以下の記事の「なぜ新しくスーパーユーザーを追加するのか?」を参照。
作成したユーザーでログインできるか確認。
$ psql -U <ユーザー名>
以下の表示が出たら成功。
psql (12.4) Type "help" for help. postgres=#
次回からは、macOSユーザーではなく、新しく作成したスーパーユーザーでログインする。